2019年に体験した病院と私の話。100%はないということ。
2019年もそろそろ終わり。
今年はどんな1年でしたか?
私はあっとゆう間に過ぎてしまって、今年の初めのことが思い出せないくらいです。
来年になると、更に思い出せなくなりそうなので、記録したいと思います。
自分の体験から、自分の体に関心をもち、気を付けてほしいという想いで綴ります。
病気について記述するので、閲覧注意です。
- 2018年11月。いつもとは違う胸の痛み
- 2018年12月。検査結果は…
- 2019年1月。34歳の誕生日に告げられた宣告。
- ところが、精密検査の結果…
- そして、2019年2月。手術へ
- しこりは悪性?良性?
- 今、伝えたいこと
2018年11月。いつもとは違う胸の痛み
もともと私には、良性と判断されたしこりがいくつかありました。
ホルモンの関係で、それが大きくなったり小さくなったり。
大きかった3センチほどのしこりは2015年に摘出手術済みでしたが、まだもうひとつしこりが残ってました。
細胞検査で良性と判断されていたし、摘出するとなると傷痕が大きく残る場所だったので、とりあえず定期検診で様子観察。
当時の担当医には、「絶対ではないけど、このしこりが悪性になることは99%ないです」とハッキリ言われていました。
2018年11月。
今まででは考えらないくらい、片方の胸がパンパンになりました。というか、ガチガチ。
「これはいつもとは違う…おかしい」
とは思っていたものの、なんだか怖い。
そして、仕事も転職したばかりで休みづらかったのもあって。
1ヶ月くらい放置して、病院へ行ったのは12月。
胸に水がたまっている、と診断されました。
太めの注射針で水をぬいてもらい、
「念のため、検査しますね」とのこと。
それでも私は能天気だった。
あのしこりは、悪性にはならないと前の担当医に言われていたから、大丈夫、と。
2018年12月。検査結果は…
12月の終わりに予約もせず来院。
何でもないでしょって思ってたけど、一応結果聞いておかないと新年迎えられないなぁと思って。
受付のようすがおかしく、担当医が休みなのでちょっと…ともごもご。
せっかく来たので、担当医じゃなくてもいいので、結果を教えて欲しいと言いました。
そこで、いつもと違う医師から、検査結果を告げられ、胸にたまった水から「悪性」物質が見つかったと。
悪性?悪性にはならないと言われた良性のしこりが?
思ってもみなかった結果に、呆然としました。
担当医がその日は休みだったため、再度家族を連れてくださいと告げられ、はっきりと診断結果は告げられませんでした。
わかったのは、胸にたまった水が、「悪性」だったってこと。
その日、真備のお祭りでひとりで見上げた花火は美しいと思ったものの、涙がこぼれてたまらなかった。
2019年1月。34歳の誕生日に告げられた宣告。
2019年1月。
主人と母を連れて来院します。
担当医から、「乳がん」と宣告されました。
それでも私は「違う。そんなことない」と信じませんでした。
信じたくない気持ちでいっぱいだったのかもしれません。
このときの後悔としては、母と主人に大きな心配をかけ、落胆させたことです。
あぁ、なんで、もっと早く病院に行かなかったのだろうか…行っても結果は変わらなかったかもしれないけど、もしかしたら症状の具合が違ったのかもしれない。
そして、手術をすることになります。
ところが、精密検査の結果…
再度精密検査して、しこりの細胞検査をしたところ「良性」と結果がでたのです。
医師も戸惑いを隠しきれない様子で、話してくれました。
「検査は100%ではありません。1~4%は間違った結果が出ることもあります。どちらかが間違った結果だと思います」
しこりを全摘すれば、正しい結果がハッキリわかるとのこと。
傷が残ろうが、ハッキリさせたい。
もしも、やはり「悪性」だったら、闘病記録をブログにつづったらいい。
あとで笑って読むことができるように。
そして、2019年2月。手術へ
全身麻酔での手術は二度目。
たくさんの冷たい器具に繋がれて、手術室へ。
マスクをされて、ふっと意識が溶ける感覚は不思議。
無事手術が終わりますように、と強く願いました。
せっかくライターとして書く機会をもらえたのに、まだ何も書けてないのに、
死にたくない。
そんなこと、だけど、私にとっては、大きかったなぁ。
無事、手術は滞りなく終わりました。
しこりは悪性?良性?
手術を終えて、経過も順調立ったので1日後には退院しました。
そして、約2週間後。
しこりの検査結果を聞きに、再度病院へ。
しこりは、「良性」でした。
手術してから約1~2ヶ月は傷痕がときどき傷みましたが、胸が張ったりする痛みからは解放されます。
今、伝えたいこと
今、病気に直面しているかたからすると、この話は気に障るかもしれません。
なので、公開することに、少しためらいました。
それでも、私が伝えたかったのは、
異変に気づいたら、すぐ病院へ行くこと。
そして、医療にも結果にも、100%はないということ。
とくに若い女性のかた、婦人科検診ってハードル高いと思いますが、あとで手後れとかならないように、ちょっとでも気になることがあれば病院へ行って欲しいな、と思います。